スペース活用 オフィスを効率的に使うコツ

組織の方針を徹底する場所は会議室、オフィスは実行現場である。

企業を運営していく日常で大切なことがいくつかありますが、その中でも当年度の会社方針は全社員の念頭にいつも意識していて欲しいことの一つです。企業というからにはそれなりの数の社員がおり、組織があるわけで、当年度の方針を実現するためにはそうした組織と組織に属する社員が、所属部門の活動方針を会社の方針と会わせて理解しておく必要があります。製造業が日本経済を加速させた1980年代までは、工場を社内に持つ企業が多かったせいもあり、オフィスから社員を会議室に召集して必要の都度打合せを行なうことが日常でした。ところが製造業が経済を引っ張る時期が終わり、サービス産業が就労人口の過半数を占める20世紀末期には、業務の関係上都心にオフィスを構える企業が増え、家賃との兼ね合いから通常は空きスペースになる会議室を独自に構えることが少なくなりました。

貸し会議室の時代が始まったのです。すると面白いことに会議室用の設備機器が売上を伸ばすときがやってきました。通常のホワイトボードからプロジェクターになり、それはオフィスでのツールであるPCにつながり、パワーポイントで制作した会議資料を、スクリーンに投影するのがあたりまえの時代になっていきました。もちろん同様の変化が工場に付属するオフィスでも会議室でも見られます。プロジェクターはより小さくしかもきれいな画像が得られるようになり、ちょっとした応接室であればカタログ代わりに利用されるところなで進化しています。

会議室で配布される会議資料は紙媒体からPC画面に進化し、エクセルやパワーポイントを利用した会議資料がオフィス作られるようになっています。わたしは会議資料がきれいにまとめられているのを見るたびに、個性の喪失を憂い会議の内容よりもプレゼンテーションの技を競い合うような現状がとても気になるのです。こんな感じ方をするのはやはり年をとったせいでしょうか。

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